スピードは本当に武器か?

 大企業に比べて資金力やブランド力・販売や調達のネットワークなどにおいて劣っている中小企業が勝つ必須条件は、スピードであり機動力の高さであると言われていますよね。事実、それは大変重要な要素です。

 現在、IT業界で急成長を遂げている企業などは、その典型でしょう。すばやい意思決定の元で事業展開し、瞬く間にシェアを広げて地位を築いたと言えます。これは成功事例です。



 ここで一つ考えてみてください。中小企業であれば、大抵の会社は機動性があってスピードもあるんじゃないですか?何も難しいことじゃないです。特に創業社長が取り仕切っている会社ならスピードがない方がどうかしていると考えるべきでしょう。

 中小企業には、機動性もスピードもあるんです

 なのに成功する企業とそうでない企業があるのはなぜか?スピード不足が原因ですか?はい、それもあるでしょう。しかし、もっと大きな原因が2つあります。

 一つ目は、方向性の問題です。
 たとえ、スピードがあったとしても方針や目標設定が間違っていれば、スピードがある分どんどんマイナス方向に進むことになってしまうでしょう。正しい方向を向いたリーダーシップが必要です。しかし、こちらは正しく修正していけばそれほど問題ではありません。むしろ、大問題なのは、次の問題です。

 二つ目は、方向性のブレです。
 中小企業の機動性を発揮した方針の転換というのは、的確なポイントで実行すれば劇的な効果をもたらすこともあるでしょう。しかし、「過ぎたるは及ばざるに如かず」といいますか。頻繁に方針を転換していては後についてくる社員の業務ロスや無駄となるコストは、計り知れません。

 よって、正しい方向性・目標・ビジョンを見極めた上でスピード経営の強みを発揮し、微調整としての機動性を活かして環境の変化に対応しつつ目標達成しましょう。

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by nobuyuki_kita | 2004-09-12 03:20 | ビジネス
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